お金の余裕を持つ

経営が苦しいとはどういうことか。
ズバリ「お金が足らないこと」です。


取引先への支払日、従業員の給料日などを目の前にして、現金の残高が足らないときに「苦しい」と感じます。


お金について余裕を持つ

お金が足らなくて苦しいのならば、どうすれば逃れられるのか。

余裕を持てばよいのです。

支払日の当日に十分な現金が用意できれば「苦しさ」から解放されます。

そのためにはどうすればよいのでしょうか。

2つの余裕「残高の余裕」と「時間の余裕」

お金に余裕を持つ、というと「とにかくお金をたくさん持てばよい」と考えるかもしれませんが、それだけではありません。

例えば「1000万円足らない」と「1万円足らない」。どちらがより切羽詰まっているでしょうか?

「1000万円足らない方に決まってる」のですが、ここでひとつ条件を加えます。

半年後に1000万円が必要

1週間後に100万円が必要

明日までに10万円必要

30分以内に1万円必要

さて、この中でいちばん「切羽詰まっている」のはどれでしょう?

時間に余裕を持つ

お金が足らないときの深刻さは「金額」×「残り時間」の掛け算なのです。

「貧すれば鈍する」と言いますが、お金だけじゃなく時間も足らないと思考が鈍り選択を間違えます。

闇金や「お金貸します」詐欺などに引っかかるのも「時間がなくて判断力を失った」結果であることが多いです。

では、どうすれば時間に余裕を持てるのでしょうか。

計画性を持つ

結論から言えば「資金繰り表」を作りましょう。

おおむね3か月先までの資金繰り予定表を作れば「時間的な余裕」ができます。

「残り時間」の長さによって資金調達の方法の選択肢は広がります。

この「時間的な余裕」を使ってじっくり資金調達に向き合うのです。

資金の計画を立てる

ここでも5W2Hで返済や支払いの計画を立てます。

資金繰り表によって「いつまでに」「いくら」必要がわかるようになりました。

のこりの4W1Hを考慮して、最適な資金計画を立てましょう。

どこで 支払いで、返済で

だれが 仕入れ先Aで、納入先Bで、C銀行で、

なにが 材料費が、人件費が、外注費が、

どのぐらい 〇〇万円不足する。

どのように 

支払・受取条件の変更を依頼する

資金調達をする。(借入、売却)

利益を上げる

リスケジュール交渉

民事再生

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